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2013年9月27日 (金)

酒井雄哉大阿闍梨様、ご遷化 5

これまで大阿闍梨様のご遷化についてブログで書きましたが、読みと意味が少し難しいと思われる言葉を3つ選び説明いたします。

一つは「遷化」(せんげ)です。遷化とは、「僧侶が亡くなること」をいいます。僧侶は亡くなって次の世に「遷」(うつ)って、「化」(け)するということです。「化」とは、教え導くということです。僧侶とはこの世で亡くなっても次の世に遷って人々を教え導く(教化する)役割を担うとされるのです。ですから、僧侶が亡くなることを「遷化」というのです。

次に「阿闍梨」(あじゃり)です。「阿闍梨」とは、サンスクリット語で「人々を教え導く師」を指します。サンスクリット語の「アーチャリー」の音を漢字に当てはめて「阿闍梨」と書きます。ですから、「阿闍梨」の「阿」「闍」「梨」の一文字一文字に意味があるのではなく、サンスクリット語の発音の似た音の漢字を合わせただけです。ちなみに、「般若」「波羅蜜」などもサンスクリット語の発音を漢字で当てはめたもので、その漢字がもつ意味は関係ありません。

それから「常行三昧」(じょうぎょうざんまい)です。約10メートル四方のお堂の中で、ご本尊の阿弥陀如来の周りを、90日間24時間、ひたすら念仏を唱えながら歩き続けます。(食事や休むとき以外は)24時間歩き続けるので「常行」と呼ばれます。ご本尊の周囲には、手すりがあり、疲れた時は手すりを頼りに歩き、休む時は、天井から下げられた紐につかまります。常に歩き続け、坐ることは決してしません。この行で明治時代に亡くなった行者がいたので中断していましたが、それを酒井雄哉師が満行したのです。

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