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2013年10月20日 (日)

鬼子母神

仏教では、鬼子母神(きしもじん)という神様がいます。

この神様は、インドでハーリーという、子だくさんの女神でした。

ところがこの女神は、自分は子だくさんの母親でありながら、子どものいる親の幸せな姿を見ると激しく嫉妬してしまい、村に行っては、子どもをさらって食べてしまうのです。

子どものいなくなった母親たちは血眼になり捜し、泣き叫び、村は母親たちの泣き叫ぶ声ばかりが聞こえるようになりました。

それを知ったお釈迦様は、女神の末っ子を隠して連れて帰ってしまいました。

女神は、子だくさんですが、特に可愛がっていた末っ子がいなくなったのを知り、それは気が狂うようにして、捜し回り、何でも知っているとされたお釈迦様のところに来ました。

「お釈迦様、私の大事な末っ子がいなくなりました。どこにいるか知りませんか?どうか教えてください。」

お釈迦様は、「あなたはたくさんの子どもがいるのだから、一人くらい子どもがいなくなっても平気でしょ。」とわざとそっけない言葉を返しました。

すると、「いくら子どもがたくさんいても、一人でもいなくなったら、親はとても悲しむのです。」。

お釈迦様は、「それならば、あなたが食べた子どもの親はどれだけ悲しんだでしょうか?まして、あなたのような子だくさんでもそれだけ悲しむのに、一人しか子どものいない親だったらどれだけ悲しむでしょうか?」と。

女神はその言葉を聴いて、「私が悪かったです。お釈迦様の教えを聴いて、これからは子どもを守る神となります。」と改心しました。

そして、日本では鬼子母神として、安産や子どもの守り神として祀られているのです。

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