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2013年11月22日 (金)

宗教が現実世界で果たす役割 3

東日本大震災の後、多くの宗教団体が被災した人たちの支援活動に取り組みました。

支援活動をした、あるいは義捐金や生活物資をおくるなどをした宗教団体の名前を挙げればキリがありませんが、私の知る教団を挙げると、曹洞宗、日蓮宗、創価学会、立正佼成会、真如苑、慈済会、天理教、幸福の科学(列挙した順は貢献度や義捐金の額など関係ありません)などがあります。また、宗教者が個人的に活動した例はよく聞きました。

例えば、天理教は、詰所(つめしょ)と言われる奈良県天理市の天理教本部の周辺にある信者のための宿泊施設を被災した人たちの一時的な住居として提供しました。その他にも被災した家の片付け作業などもしました。天理教では「ひのきしん」という言葉を使い、昔から災害のときのボランティア活動がさかんに行なわれてきました(註:天理教が言う「ひのきしん」とは、災害ボランティアだけを指す言葉ではありません。神への感謝と神の思いを実現させる奉仕活動を指すといったほうが適切でしょう)。

次に、慈済会は台湾が発祥の地の仏教団体ですが、単に宗教団体としてだけではなく、災害ボランティア団体として世界規模で活動しています。このボランティア活動には仏教徒だけでなく他の宗教の信者も参加しているそうです。東日本大震災では、ボランティアスタッフが被災地に行き、現地の人たちに集めた募金を一人ひとりに手渡ししました。一方で、ボランティア活動に要する交通費や宿泊費、食費などは慈済会のボランティアスタッフの自費自弁によるもので、募金の一部を活動費に充当することはしていません。つまり、募金から活動費を差し引くことをしないで、全額を被災した人たちに届けるのです。これは大いに評価されるべきことだと思います。

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