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2013年12月19日 (木)

幸福の科学を考える 4

このブログの記事「幸福の科学を考える 3」で、幸福の科学総裁の大川隆法氏の新憲法試案を取り上げた。

16条からなるもので、おそらく聖徳太子の「十七条憲法」を意識して、それよりもコンパクトにまとめようとしたものであろう。

そして、もう一つ彼にはある意図があったと推察する。

この試案を発表した頃は、幸福実現党を結成させて政界進出を目指し始めた頃である。

当時(2009年)の彼は、『文藝春秋』(2009年8月号)の中のロングインタビュー「大川隆法「ウチは創価学会より集票力がある」」で次のような主旨のことを言っている。

「幸福の科学は、宗教界のトヨタ」

「ウチは創価学会より集票力がある」

「供託金9億円なんてゴミみたいなもので大したことがない」

「与党を目指す」

「幸福実現党だけで過半数の議席を獲得する」

「幸福の科学の会員は1100万人いる」

これらの言葉からして、彼は1100万人もの会員が実在すると信じ、会員らの得票によって国政選挙で単独過半数の議席を獲得できると考えていたのだろう。

それを前提に考えると、幸福実現党が衆参両議院で過半数を占めたとき、憲法改正に持ち込み、そして、大川氏の試案が新憲法になったとき、自らが大統領になり国政を担うというビジョンがあったのだろう。

だから、その当時の幸福の科学系の月刊誌『リバティー』などでは、大川氏を「国師」と冠していたのではないか。

その大川氏にとって意識したのが、象徴天皇制、天皇の存在であろう。

大川氏の著書『昭和天皇の霊言』で、昭和天皇の霊言として、天皇制の残存を大川氏が許してくれたことを昭和天皇が大川氏に感謝するくだりがある。

つまりは、大川氏が大統領として天皇よりも上の存在となり、天皇は大川氏に許されて存続するものと卑しめられたのだ。だから、大川氏の試案では、大統領を元首と位置づけているのではないか。

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