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2013年12月16日 (月)

忘己利他

忘己利他(もうこりた)

「己(おのれ)を忘れて他を利する」ということ。

私たちがよく口にする「愛」だの「親切」だのとは、時にこういう魂胆があるものです。

どういう魂胆かというと、相手の利益になることをすればお返しがある、というもの。

でも、それは相手に、自分にとってして欲しい(言って欲しい)ことを期待してやることです。

でも、もし自分の期待に沿えば「親切にして良かった」「優しくして良かった」と喜べますが、その期待に沿わないと、「親切にして損をした」だの「もう二度と優しくするものか」と怒りの感情がわいてくるのです。

つまりは私たちの親切や愛、優しさは損得勘定にはしっていることがよくあるものです。あるいは自分の好きな人には親切にして、嫌いな人にはソッポを向く。よくあることです。

そんな損得勘定や好き嫌いの感情で動く自分のことを忘れて、無条件で相手のためになることをする(言う)のが、本当の「親切」であり、「愛」「優しさ」だということなのですね。

それって、結構大変なことかも知れません。好きな人に親切をするくらい、何かを買ってくれる人に親切にするくらいは誰でもするでしょうから。でも、そういう損得勘定や好き嫌いでしか動かないうちは本当の「親切」だの「愛」「優しさ」だのを知らないままだということなのでしょうね。

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