« 大阪でのデパート業界のゆくえ | トップページ | そこまでして、なぜTPPに前のめり? »

2014年2月15日 (土)

釈尊涅槃会

2月15日は、「お釈迦様がお亡くなりになった日」

涅槃(ねはん)という言葉があります。涅槃とはサンスクリット語のnirvana(ニルヴァーナ)の音訳です。

vanaとは「火」です。nirは否定の接頭語です。ですから、nirvanaとは「火が吹き消された」という意味になります。

ここでの「火」とは「煩悩」です。私たちを苦しめ、悩ませているものです。例えば、貪りや、怒り、道理を知らない、こういったものです。

私たちは、欲望や感情に振り回され、くだらないことに怒り、他人の幸せに嫉妬・ねたみの心を起こすのです。

でも、それらは自分を幸せにしてくれるのか、自分の安らぎになるものかとなると、それは違います。

自分を苦しめ悩ませているのです。

「人はなぜ苦しみ悩むのか」。お釈迦様の疑問でした。

好きな人と別れると、嫌いな人と一緒にいると、欲しいものが自分のものにならないと、病気になると、老化すると、死を考えると、死に接すると、悩み苦しむ。

なぜ苦しみ悩むのか、その誰もが抱える人生の大問題を解決しようとしたのです。

そして、明らかになったのは、私たちを苦しめ悩ませているのは、誰でもなく「煩悩」なのです。

この煩悩が消え解放されたのがお釈迦さまです。

しかし、それでも肉体がある以上、生きようとする肉体の欲求によって食べたり、水を飲んだり、寝たり、排泄をしたりしなくてはなりません。生命の維持のために。また、病気になれば体が動かないとか、苦痛が起きたりもします。

お釈迦様は80歳でインドのクシナガラで亡くなりました。これを「入滅」といいます。肉体が滅することで、肉体があるがための制約・制限がなくなることになります。「完全な涅槃」という状態になります。

でも、誤解されてはならないのは、私たちが自死すれば、「完全な涅槃」ということではないことです。

« 大阪でのデパート業界のゆくえ | トップページ | そこまでして、なぜTPPに前のめり? »

宗教・生き方」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1859111/55006688

この記事へのトラックバック一覧です: 釈尊涅槃会:

« 大阪でのデパート業界のゆくえ | トップページ | そこまでして、なぜTPPに前のめり? »

無料ブログはココログ