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2014年3月20日 (木)

女性の就労促進のねらいとは

<安倍首相>配偶者控除の縮小検討指示 女性の就労促進狙い 毎日新聞 3月19日(水)21時27分配信

<安倍首相>配偶者控除の縮小検討指示 女性の就労促進狙い 配偶者(特別)控除の仕組み  安倍晋三首相は19日、政府の経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で、専業主婦がいる世帯の所得税を軽減する配偶者控除の縮小・廃止を検討するよう指示した。安倍政権の成長戦略に関連し、女性の活用を促す狙いがある。  合同会議は首相官邸で開かれ、女性が働きやすい環境の整備や少子化対策などを議論。首相は「女性の就労拡大を抑制する効果をもたらす税・社会保障制度の見直しや働き方に中立的な制度について検討を行ってもらいたい」と述べた。  働く世代の人口減少が見込まれる中、能力を十分に発揮できていない女性らの登用が経済成長を左右する。伊藤元重東大教授ら有識者メンバー4人は「50年後も1億人程度の人口規模を維持する」との目標を掲げ、対策を提示。当面の重要課題として、正規・非正規労働者の格差是正▽待機児童解消▽労働時間の短縮▽配偶者控除の是正▽子育て支援のための第3子以降への公的給付の増額--などをあげた。  中でも、配偶者控除など所得に関する三つの“壁”が、女性の就労意欲をそぎ、社会進出を妨げていると指摘される。  配偶者控除は、例えば会社員の夫と専業主婦の妻の世帯なら、夫の所得のうち課税対象になる分を38万円減らし、所得税を安くする制度。妻がパートなどで働いても、その年収が103万円以下なら、妻に所得税はかからない上、夫の所得税が減税される。このため、妻の所得が103万円以下を超えないよう、勤務を抑える例も多く「103万円の壁」と呼ばれる。収入が103万円を超えると、妻に所得税が課税されるが、141万円未満なら夫の所得税が一定程度減税される配偶者特別控除がある。これは「141万円の壁」とされる。  妻の年収が130万円以上になると、夫の扶養から外れ、妻自身が健康保険や公的年金の社会保険料を納める必要が出てくる。そのため、収入が増えても手取りが減る逆転現象が発生することもあり、「130万円の壁」と呼ばれる。  首相はこうした制度を見直し、女性の活用を促す考え。ただ、自民党は選挙の政策集で配偶者控除維持を明記しており、一部世帯で負担増になる見直しに慎重論も根強い。自民党税制調査会は年末の税制改正論議で配偶者控除も取り上げる見通しだが、党税調の野田毅会長は18日の講演で「党の公約との整合性をどうするかの問題もある」と述べ、慎重に検討する考えを示した。【葛西大博】

(以上、引用了)

安倍首相らのねらいは、専業主婦も就労させて、企業の収益を上げることと、就労した女性からの所得税を増やすことでしょう。

でも、私たちも勘違いしているのです。

「女性の社会進出は良いことだ」の論調に流されていませんか。

当の本人が望んでの就労ならばともかくも、就労しないと生活ができない状況に追い込まれている人も多いのではないですか。

その混同こそが私たちの勘違いです。

「働きたい」と「働かざるを得ない」とは違います。

女性の社会進出を「促進」しているのが「生活苦」であるならば、その「生活苦」の原因の軽減、解消こそが問題ではないですか。

下手すると、「就労している女性」が「専業主婦」に対しての「専業主婦ばかり優遇されていてずるい」という嫉妬、不平等感を抱かして、その嫉妬や不平等感を、安倍首相の施策の「支持」「追い風」にしてはいないでしょうか。

就労している、専業主婦をしている、どちらが正しいとか間違っているとかは言えません。それは各家庭の問題ですし、それぞれの考えなのですから。

それなのに、今の流れは、家庭のあり方や、個人の生き方まで国家の都合で方向づけられていくような気がします。

労働とは就労のことでしょうか?私は、誰かを支え、誰かのためになる働きのことだと思うのです。誰かのため、その誰かは家族であったり、将来の人たちであったり、見知らぬ人たちであったり。

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