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2014年4月17日 (木)

幸福の科学を考える 23(統一教会とのやり取りに見えるもの)

幸福の科学の大川隆法氏の著書『忍耐の法』の記述をめぐり、世界基督教統一神霊協会(以下、統一教会)が抗議。

以下の太字の部分は、統一教会の公式HPからの転載。

このほど、統一教会広報局では、統一教会創始者・文鮮明師と当法人に対する“誤った記述”を掲載する書籍を出版した幸福の科学・大川隆法氏に対し、抗議文を送付し、謝罪と訂正を求めました。以下に抗議文を掲載します。

 抗議及び謝罪・訂正の要求

 2014年3月20日

大川隆法・幸福の科学グループ総裁殿

 幸福の科学出版株式会社 御中

 〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-1-2

 宗教法人世界基督教統一神霊協会 広報局 広報渉外部長 澤田拓也    

2014年1月1日出版の大川隆法著『忍耐の法』(幸福の科学出版)の内容に、当法人および当法人創始者の文鮮明師に関する“誤った記述”がありますので、以下、強く抗議するとともに、謝罪と訂正を求めます。  誤った記述は、219ページから220ページにかけての内容ですが、特に、以下の部分は、誤っているというだけではなく、文師を貶めようとする“悪意”すら感じるものです。  「彼(注:文鮮明師)は、この福音書に基づいて、『神の独り子が、救世主として生まれて、死ぬときに、『神よ、神よ、なんぞ、われを見捨てたまいしか』と言うことは、あり得ない。だから、このキリストは偽キリストだ。これこそが偽キリストであり、偽物である。……』というようなことを述べています」(219ページ)  大川隆法氏は、文師が語っているとしながら、何の根拠も示さないで、文師がイエス・キリストに対して「偽キリストであり、偽物である」と語り、教えていると述べますが、そのような事実はありません。  これは、一般読者に“誤った情報”を流布する行為であり、極めて無責任かつ悪質です。  当法人は、イエス様はキリストとして生まれただけでなく、キリストとしての生涯を歩まれ、そして、十字架で亡くなられ、復活されたと信じています。  イエス様は、十字架上で「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23章34節)と怨讐を執り成され、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」(マタイ27章46節)という境地を経られても、最期は「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」(同23章46節)と言われて亡くなられましたが、そのイエス様に対して、当法人の信者はむしろ深い“崇敬の念”を抱いています。  そのイエス様に対して、文師が「だから、このキリストは偽キリストだ。これこそが偽キリストであり、偽物である」と語られた事実はありません。  また、当法人の信者が「ああ、そうだな。イエスがそんなことを言うのは、おかしいな。だから、『聖書』のほうが間違っていて、このイエスは本当のメシアではなかったのだ」(大川隆法著『忍耐の法』220ページ)と信じる信徒もおりません。  文師が語っていないことを、語ったかのように述べ、また、当法人の信者が信じていないことを、信じているかのように述べる同書は、極めて悪質です。  これらの“誤った記述”に対し、謝罪と訂正を求めます。文書到着から1週間以内に、誠意ある回答を求めます。

― 以上 ―

この統一教会からの抗議書・回答要求書に対して、

幸福の科学側から以下の回答が届いたそうで、それに納得できない統一教会側が再度抗議書を幸福の科学に送ったそうです。

このやり取りを読んで、率直に思うのは、幸福の科学側が「はぐらかしている」という印象です。統一教会の文鮮明氏が言ったことであれば、その証拠として、著書やビデオ、音声データ、文書などを幸福の科学側が示せば、幸福の科学の側に論拠があるのですから有利です。ところが、大川氏らが「統一教会の信者から聞いた」言葉を文氏の言葉と決め付けていることは、幸福の科学側に説得力がありません。たとえ統一教会の信者が言ったことが事実であっても、それが文氏の言葉(教え)とは決め付けられないからです。その信者らの教理に対する誤解や曲解から発した言葉と言われてしまえば、それまでです。やはり「本当に文氏が言ったのか」、その裏づけがないと。

これは、統一教会のことだけでなく、大川氏の著書から見えるのは、裏づけの乏しさです。多くは、誰々の守護霊とかたり、誰かの言葉として語り、それを本にしているのです。それで今までの著書のなかでも、歴史事実と違う、用語の用法が間違っているという、本人(霊)であれば絶対に間違えるはずのないことを間違えてしまうのです。

それで間違いを指摘されると、「霊の言葉は必ずしも正しいとは限らない」と霊のせいにして言い逃れてきたのです。

下記に、幸福の科学から統一教会への回答書と、統一教会から幸福の科学への再抗議書を統一教会公式HPから転載します。

ちなみに、一方の幸福の科学の公式HPでは統一教会から抗議を受け、それに対して回答を出したなどについて一切触れていません。

当法人は、統一教会創始者・文鮮明師と当法人に対する“誤った記述”を掲載する書籍を出版した「幸福の科学」大川隆法氏に対し、抗議文を送付し、謝罪と訂正を求めました(3月21日付 当サイト参照)。

 

 これに対し、幸福の科学からは3月27日付で、回答書が送られてきましたが、全く納得のいく回答ではなかったため、再度、幸福の科学に抗議文を送付しました。

 以下に回答書と再抗議文を掲載します。

 

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

2014年3月27日

宗教法人世界基督教統一神霊協会

広報渉外部長 澤田 拓也殿

東京都品川区五反田1丁目2番38号

幸福の科学グループ広報局

部長 高間 智生

TEL:03-5793-1721

FAX:03-5793-1731

回答書

 

冠省

 本年3月20日付け幸福の科学グループ創始者兼総裁宛て貴職名義書簡に対し、以下の通り回答します。

 貴職が問題としておられる『忍耐の法』219ページ以下の貴協会に関する記述は、実際に大川隆法総裁が米国ニューヨーク市在住中に、貴協会信者から勧誘を受け、聞かされた事実そのものです。

 大川総裁を勧誘した貴協会信者は次のように語りました。

 「神の子イエスとして、病気治しなど数多くの奇跡を起こし、悪魔の誘惑にも勝った人が、最期、死ぬ段になって『神よ、神よ、何ぞ我を見捨てたまいしか』と言ったのは、おかしいじゃないか。イエスは本当の救世主じゃなかったんだ。今、新しい本物のイエスが生まれ変わっているのだ。それが文鮮明先生だ」。

 上記の通り、貴協会におかれては、実際に「イエスは本物のメシヤではない」という勧誘が行われております。私ども職員の中にも、同様の勧誘を受けた者がおります。なお、大川総裁の米国ニューヨークでのご体験はご法話として当教団施設にて開示しております。

 『忍耐の法』の当該記述は貴協会の実像を正しく伝えており、何ら問題ないと考えます。

不一

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

再抗議文

2014年3月31日

幸福の科学グループ広報局

部長 高間智生殿

〒150-0046

東京都渋谷区松濤1-1-2

宗教法人世界基督教統一神霊協会

広報局 広報渉外部長 澤田拓也  

 

前略

「回答書」を受け取りました。

 残念ながら、3月20日付「抗議及び謝罪・訂正の要求」をお送りしましたが、それに対する今回の「回答書」に、以下の点についてご説明がありませんでしたので、再度お尋ねいたします。

 

 「彼(注:文鮮明師)は、この福音書に基づいて、『神の独り子が、救世主として生まれて、死ぬときに、『神よ、神よ、なんぞ、われを見捨てたまいしか』と言うことは、あり得ない。だから、このキリストは偽キリストだ。これこそが偽キリストであり、偽物である。……』というようなことを述べています」(大川隆法著『忍耐の法』219ページ)

 大川隆法氏は、文師が語っているとしながら、何の根拠も示さないで、文師がイエス・キリストに対して「偽キリストであり、偽物である」と語り、教えていると述べますが、そのような事実はありません。

 

 大川隆法氏は、文師の発言として「引用」しています。この内容に該当する証拠をお示しください。

 

 なお、当法人の教会員が、「イエスは本物のメシヤではない」と勧誘しているとのご指摘ですが、教理解説書の『原理講論』の中で、イエス様が偽メシヤであるとか、本物のメシヤではないといった記述は一切ありません。

 当法人の正式見解は、当法人の教理解説書『原理講論』に明記されています。信者がこう言った、言わない、ということをお尋ねしているのではありません。

 大川隆法氏が、「文師が」こう発言していると明記しておられる点について尋ねていますので、その論旨に基づいて、改めてご回答(7日以内)をお願いいたします。

草々

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