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2014年8月13日 (水)

ブラック企業の経営者

ワタミやゼンショウ(すき家など)などはブラック企業だと言われますが、経営者の弁解を聞くと、自社がブラック企業だとは思っていません。

ここにブラック企業から抜け出すチャンスを手に出来ない原因の一つがあるのではないでしょうか。

自覚がないから、どうしよう、という発想が生まれないのです。

その経営者も企業を立ち上げ、大きくするまでに人一倍きつい仕事をしているから、「自分もそうやってやってきた」という自分を標準にしているのです。

ですから、従業員の仕事のつらさなど「つらさ」とは感じていないのでしょう。

それが言葉の端々に顕れてしまうのです。

例えば、「365日24時間、死ぬまで働け」。

これはワタミ創業者の渡辺美樹氏の言葉。

彼自身、佐川急便でセールスドライバーとしてワタミを立ち上げる資本金400万円を貯めました。

ワタミは大田区に記念館があり、渡辺氏の足跡をたどるコーナーに佐川急便のトラックの運転席を模した展示があります。

彼は一代にして大企業とも言えるものの創業者になりました。

その彼にとって、自分の「努力」「苦労」こそが「成功」の必要条件になり、彼自身の中にこびりついてしまった感があります。

つまりは、自分の成功体験を絶対化してしまっているのです。

それが「自分はこれだけの仕事をしてきたのだから、従業員も同じようにやればいい」といった自分の「標準」を他人に押し付けようとするのです。

彼自身がこのようなことを言ったかは分かりませんが、たとえば「自分は具合が悪くても、40度の熱をだしても、それでも出勤して残業までした」と、その自分だけの経験を他人にも押し付けようとすることは、彼にあるかは別にして、ブラック企業と言われる企業の経営者にはあるものです。

ところが、自分がした努力や苦労によって、その経営者は現在多くの利益を得たとしても、一方でその苦労や努力を従業員に強いても、そこから得た利益を従業員には還元していない。経営者だけが得して、従業員には報いない。そこに経営者が怨まれるだけになる理由があります。

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