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2015年5月26日 (火)

大川隆法氏が救世主や再誕の仏陀である根拠はあるのか? その6

(※前回からの続きです。前回までの記事も合わせてお読み下さい。なお、太字は、幸福の科学出版の月間総合誌『Liverty』(リバティ)の公式ホームページからの転載です。

以前、私がこのブログで取り上げた幸福の科学系雑誌『Liverty』のHPからの転載が以下の記事です。クリックしてご一読ください。

http://pundarika7.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-119b.html

「釈尊はどこか遠くへ去った」「釈尊は消滅した」という思想と、タイ仏教などが釈尊の真意から離れて形骸化し、モラル崩壊をもたらしている事実とは関係があるようにも思える。釈尊がすでに僧侶たちを見守っていないと考えるなら、2500年前の教えや戒律が形骸化するのは当然である。

 さらに率直に言えば、仏陀再誕を嫌がるのは、その敵である悪魔の勢力だろう。大川隆法総裁は法話『宗教と唯物論の相克』において「(仏陀が)悟ったら、もう二度と、絶対にこの世に還って来れないとなると、誰が得をするんですか」「『悪魔の世界には手を出さない』という約束になりますよね。これはおかしい」と指摘。また、法話『スリランカで考えたこと』では「小乗仏教では、『悟りを開いて、この世の束縛から解脱し、自由になったならば、もう二度と、この世に帰ってこない』とされていますが、これを、『この世に帰ってこれない』というように解釈すると、その考え方は、結果的に、悪霊や悪鬼、悪魔などの考え方と同じになってしまいます」と釘を刺している。

上記の(引用した)記事は大川氏を「再誕の仏陀」だとする前提としてのものに過ぎません。幸福の科学の会員でもなければ、これは単なる大川氏一個人の思いとしか受け取れません。
また、「悪魔の世界」などと言っていますが、仏教で説く「悪魔」とは何かさえ大川氏は理解していません。

 仏陀再誕を強く否定する人たちは、自分が悪魔と同じ心境になっていないか、一度点検する必要があるだろう。今回、『日本「再仏教化」宣言!』を書いた佐藤氏にしても、「『仏陀再誕』のない明るい世界」などという見出しを使っているほか、「仏陀は再誕しませんが、私たちは別にさびしくないんです」とも述べている。なぜ、「仏陀再誕」がないのが「明るい世界」なのか。佐藤氏の言う「明るい世界」とは、一体どういう世界なのか。「仏陀のいない、悪魔にとってのパラダイス」なのだろうか。佐藤氏のこうした記述からは非常に奇異な印象を受ける。やはり、仏教者として価値観が転倒していると言わざるをえない。

「仏陀再誕」しなければならない理由が仏教経典の中に見出せないのです。いや釈尊が説かれもしないこと(経典のどこにもその根拠を求められないこと)に期待して、あるいは、「我こそ仏陀の生まれ変わり」などと言ってはばからない人に惑わされることの、どこが仏教徒のあるべき姿でしょうか。

 再誕の仏陀として活動する大川隆法総裁は、1986年の立宗以来、2100回以上の説法を重ね、1400冊を超える書籍を発刊。世界100カ国以上に信者が広がり、急速に世界宗教への道を歩んでいる。幸福の科学で説かれる仏法真理は、かつての世界宗教の教えを踏まえつつも、それらを遥かに超えるスケールを持つものだ。キリスト教的な愛や仏教的な心の教えはもちろん、「宇宙の法」や「アルファの法」など、宇宙スケールでの創世記や空間論をも明らかにしつつある。

仏教でもないことまで説いていると言っても、それは幸福の科学は仏教ではないと自白しているようなものです。「キリスト教的な愛」を説く必要が仏教にはありません。仏教で説くところの慈悲も理解できないから、愛といったらキリスト教などと他宗教の言葉にすがるのです。そもそも仏教で説く慈悲とキリスト教で説く愛との相違点と共通点とがわからないのでしょう。

それから、「かつての世界宗教の教えを踏まえつつも」とありますが、これは地球神・再誕の仏陀との設定の大川氏が「かつての世界宗教の教え」を学んだうえで話し、それに付け加えて新たなことも語っているということを告白しているのです。これは地球神・再誕の仏陀との設定だとしたら、自らの「設定」を否定する発言そのものでしょう。

(つづく)

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