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2015年6月20日 (土)

宗教の禁じ手をやった幸福の科学 その4

(前回につづく)

前回の記事でも引用しました、大川隆法氏の著書『宗教学から観た「幸福の科学」学入門』にあるこの一文。

幸福の科学は、教えのなかに資本主義的な経済原理を導入し、原始仏教や原始キリスト教のなかで考え方として薄かった「貨幣経済に対する親和性の部分」の“軛”を切り、解き放ち、それでも、「個人としての心の透明性や悟りを求めつつ、この世的にも一定の繁栄を求めるということの可能性」を求めているわけです。
これが、実験的に成功するかどうかは、一定の時間が証明することになるでしょう。

(122ページ)

この一文からすると、つまるところ、大川氏の言う「ユートピア建設」とは、資本主義経済原理を導入した結果、「この世」で「成功」したときの「繁栄」ということはないでしょうか。

となると、大川氏が「あの世こそが実体」だの「霊」だのと“あの世”を重要視することを説くのとは裏腹に、大川氏がイメージする「ユートピア」とは、本当は、物質的・経済的に恵まれた「この世」ではないかと思うのです。

ですから、大川氏は常々、著書などでも「成功」「繁栄」といった言葉を多用するのではないでしょうか。
そして、経営に触れた著書も多いです。

一方で、大川氏(幸福の科学)にとって気に喰わない相手(考え)を非難するときに、「唯物的(唯物論的)」「この世的」という言葉を使います。

実は、それら「唯物的(唯物論的)」「この世的」といった言葉こそ、大川氏にブーメランのように返ってくるのです。

その証拠が、彼の著書に表われ、そして、彼自身の私生活では?

東京都港区白金にある「大悟館」という宗教施設をよそおった大川家の私邸の豪華さは何を物語っているのでしょう?

「この世的」な「繁栄」や「成功」を感じませんか。

(つづく)

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