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2015年6月10日 (水)

幸福の科学大学の開学が不認可になった理由を考える その6

( 前回につづく)

この下村博文氏の霊言本の目次を読むだけでも分かりますが、信者以外からすれば、下村氏の守護霊の言葉という形態をとった下村氏への誹謗中傷です。

下村氏が幸福の科学を含めた新宗教(新興宗教)に偏見をもち、大学開学を認めたくない。そして、下村氏の妻が入信している「崇教真光」の教祖(故人・霊)が大学開学を阻止しようとしているという設定です。

これは私の想像ですが、おそらく2014年6月頃、幸福の科学大学の大学設置を申請していながらも、すんなりとやり取りが進まないで、幸福の科学(大川氏)にとっては暗礁に乗った(ハードルが高い)という感触があったのではなかったでしょうか。

そこで、大川氏の頭のなかでは大学開学を「妨害されている」。誰にとなると、「大臣の下村氏」や「(下村氏の妻が入信する)崇教真光の教祖・岡田光玉氏」にと連想が走ったのでしょう。

それで、大川氏からすれば下村氏を牽制する、あるいは、自身を「神」と思う大川氏からすれば、そんな「神」の事業を妨害する下村氏を「叱り飛ばす」くらいの(上から目線の)気持ちもあったのかもしれません。

でも、本当に「叱り飛ばす」くらいの気持ちがあれば、大川氏や幸福の科学の名で抗議や異義を出せば良かったのです。

そして、大川氏は、もしも幸福の科学大学が開学できなかったら、これまで大学開学の資金を勧募してきたのが水の泡になることが頭によぎったのではないでしょうか。今更開学できなかったとは信者に言いづらい、ですから、国家権力や、大学の私怨で妨害されたと、自分の責任を逃れる「予防線」をはったのではないでしょうか。

それなのに、下村氏の守護霊の言葉という体裁で出版でやったものですから、下村氏や大学設置審議会、文部科学省からすれば、「霊言」なるものはこんな誹謗中傷のための使い方もするものかという疑念や不信感、嫌悪感が広がったとも考えられるのではないでしょうか。

この出版は、大川氏が(下村氏本人の名を使って)下村氏に挑戦状を叩きつけたことになるのでしょう(ケンカを売ったことになるのでしょう)。

平たい言い方をすれば、大川氏はケンカを売るにしてもタイミングが悪かったとしか言いようがありません。

普通はおとなしくしている「申請中」にわざわざ関係省庁のトップの写真や名を出して、「霊言」と称して「誹謗中傷」したのですから。

これで「認可」になると考えるのは難しいです。

これでは、もしも話になりますが、もしも開学が「認可」になっても、この先も「霊言」を使って同様のことがあった(ある)のかも知れません。

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