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2015年6月15日 (月)

宗教の禁じ手をやった幸福の科学 その2

(前回につづく)

幸福の科学が初期だけでなく今もって教義を「パッチワーク」「つまみ喰い」をしている証拠を大川隆法氏の著書『宗教学から観た「幸福の科学」学入門』からいくつか挙げます。

幸福の科学は、教えのなかに資本主義的な経済原理を導入し
(122ページ)

「民主主義の流れの下に繁栄主義がある」という松下幸之助的な考え方を、一本入れています。
(123ページ)

マックス・ウェーバー的な考え方も取り入れている
(124ページ)

以上のように幸福の科学の教義をつくるのに、ほかから次々と取り入れたと自白しています。

他の宗教どころか、学者や実業家の考えまで教義にしたと。

ということは、学者や実業家の考えを「神」の教えにするということ。これなんか宗教にあっては禁じ手もいいところです。

「人」(学者や実業家)の考えを「神」の教えにする。

こんな学者や実業家の考えで神の教え(宗教の教義)をつくりましたなんて有り得ませんし、恥ずかしくて言えることではありません。

すると、仏教もキリスト教も、そのほかの宗教も、伝わった地で、その地の伝統宗教や風俗の影響を受けながら形成・発展したではないか、という反論もあるでしょう。

しかし、地球神、至上神を自称する大川氏が、なんで他の宗教や、学者や実業家の考えを幸福の科学の教え(神の教え)にしたのか、全くもって本末転倒、矛盾でしかありません。

まるで、教師が生徒に授業内容を教えてもらいながら授業をしている、と言っているような話です(なんで「教師」の例を出したのかといえば、大川氏は自らを「世界教師」とも言っているからです)。

つまりは、地球神を自称する大川氏のなかに用意された教義があったわけでなく、父親が用意してくれた初期の教義に、後で、また外の宗教や思想、実業家の考えなどで使えるなと思えるものを次々と取り入れた、それが幸福の科学の教義というものになるのでしょう。

(つづく)

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