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2016年4月25日 (月)

北海道5区補欠選挙で野党連合が負けた理由 その1

【衆院ダブル補選】追い風吹かず「野合」共闘に限界か… 参院選に向け票差以上に大きいダメージ
民進、共産、社民、生活の野党4党は、「野党統一候補」としてともに推薦した無所属の池田真紀氏が敗れ、夏の参院選に暗雲がたれ込めた。だが、幹部からは強気の発言が相次いだ。  
民進党の枝野幸男幹事長は24日夜、記者団に「幅広い市民の皆さんに支援をいただき、接戦に持ち込めたことは次に向けて大きな一歩になった」と強弁した。共産党の小池晃書記局長も「自公を追い詰めた。野党共闘の力が大きく発揮された」と語った。
 野党4党は、なりふり構わぬ選挙戦を展開した。23日には、共産党を「シロアリ」と批判していた民進党の前原誠司元外相や細野豪志元環境相ら保守系議員までもが小池氏や生活の山本太郎代表らと札幌市で街頭演説を実施。共産党機関紙「赤旗」は池田氏を自前候補のように連日紹介した。
 一方、共闘のほころびは選挙中からあった。共産党が求めた野党4党トップそろい踏みの演説は最後まで実現しなかった。
 32ある参院選1人区での野党候補の一本化は24日時点で18に達し、20を超えるのは確実だ。だが、日米安保条約廃棄や自衛隊解消を綱領に掲げる共産党と、安保関連法の対案を提出した民進党では国家観が異なり、消費再増税や原発再稼働などでも温度差がある。
 それでも枝野氏は「候補を一本化する戦略に自信を持った」、小池氏も「参院選に向けた足がかりはしっかり築けた」と強調した。野党が共闘の象徴と位置づけた今回の補選の敗因に、基本政策を横に置き、選挙協力を優先させた「野合」批判があったことは間違いない。票数の差以上にダメージは大きい。
(以上、産経新聞から転載 了)
産経新聞では北海道5区の野党連合の敗因を野党連合の限界かと報じています。
私はいくつかあったと思います。
一つは、民進党のどっちつかずの方向性に有権者が「本気か?」と思ったこともあると思います。
民進党って、たとえばTPPや安保法制、消費税率引き上げ、原発再稼働に賛成なのか反対なのかはっきりさせていません。
そのどっちつかずのままに自民党・公明党を批判するから、すぐに、反撃の的にされるのです。
一方で共産党は政策についてそれぞれ賛否を明らかにしていますから、政策論で自民党から反撃の的にはされません。
その一つの表れが、NHKの『日曜討論』で、自民党の高村氏が「安保法制について、共産党からは協議の申し出は何度も来ているが、民主党からは協議の申し出はない。それどころか、協議をしないでくれ、と言ってくる民主党の議員もいると、自民党の国対から聞いている」と。
それって、民進党として重大な問題です。
どっちつかずどころか背信行為、二枚舌なのですから。
その番組で民進党の岡田氏は激怒していましたが、それが事実かどうかは別にして、そんなことを言われることが民進党の弱さなのです。もっと民進党は自覚すべきです。
それでいて、自民党がこのまま転がり落ちれば、また与党になれると民進党は思っているのか、まるで黙っていてもいい、余計なことをしないほうがいい、と思っているような節があり、野党の選挙協力で安保法制の廃案を実現させようと持ち掛けてくる共産党に、「共産党と協力すると民進党の保守の支持層が逃げる」と言う議員もいます。
まるで分かっていません。
(つづく)
 
 
 

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