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2016年7月19日 (火)

幸福の科学にみる教団運営の失敗 その1

それは幸福の科学が初めて幸福実現党をつくり第45回衆議院議員総選挙に挑んだ2009年。

結果は300の小選挙区すべてに候補者を立て、比例区を合わせて計337名の候補者を立てたものの比例区も小選挙区も全敗。全敗も惜敗どころか惨敗という結果。比例区で二転三転したものの近畿ブロックから比例代表で立候補した大川隆法氏も落選。

その選挙結果を受けて、一つ大きなウソがはっきりと世に知られた。

それは幸福の科学には会員(信者)が1100万人いるということ。

当時、大川隆法氏が『文藝春秋』で自ら語った信者数でもある。

この1100万人は今でも幸福の科学の公表している信者数だ。

私は、大川氏は本当に1100万人の信者数がいると思っていたと思う。大川氏は別にウソをついたつもりも、ホラをふいたつもりもなかったと思う。

それは大川隆法氏自ら選挙に出馬したことでも言える。
当然、大川氏は1100万人の信者数がいれば当選できると思ったからこそ出馬したはずだからだ。

だが、選挙結果は1100万人の信者数がいないことの客観的な証拠になった。

選挙後、幸福実現党は公式見解を出し、選挙準備に時間がなかったことや、幸福の科学の会員には投票行動の自由が保障されているから、幸福実現党の政策をより実現させるための現実的な選択として自民党などに投票したから、と敗因を分析した。

なるほど、選挙の準備の時間不足は理解できる。

しかし、それは会員以外に向けての選挙活動ならばの話だ。

いくら時間不足、準備不足とはいえ、会員のほとんどが幸福実現党ができたことを知らないとは考えられない。

次に、幸福実現党の政策の実現のために現実的な選択として自民党に投票したという分析だ。

そうだとしたら、政策の実現のためには、教祖の大川氏をはじめ立候補した教団職員を落選させても仕方がないと会員のほとんどが選択したことになる。

これは教団のていをなさなくなることに気づかない分析だ。
普通は、この言葉はタブーのはずだ。

幸福実現党のこの見解をつくった職員は、幸福の科学に信者が1100万人いるという前提で、しかし立候補者全員が惨敗した、この矛盾をなんとか説明しようとしたのだろう。

苦肉の策だ。しかし、有り得ないタブーの言葉で説明したのだ。

それは教祖の大川氏には求心力がない、教祖のつくった政治団体など信者にしてみれば政策には理解できても無用・無力な存在だと思っている、と発表したのと同じだ。

組織防衛どころかクーデター、内部崩壊だ。

組織は空洞化しており、教祖は有名無実な存在だと発表したに等しい。

(つづく)

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コメント

会員数1100万人は大川の信者数日本一という願望がまず先にあり、その目標につじつまを合わせようとしたのが幹部や職員たちだと思います。教団側は1100万人は正心法語の発行部数が1100万部ということで弁解していますが。大川は自己愛性人格障害者で、大きな数字にこだわる傾向があります。正心法語の効果は般若心経の一万倍とか荒唐無稽なことを言いだすことからもうかがい知れます。

コメントありがとうございます。

会員数1100万人ということは、日本の人口の11人に1人が会員ということですね。
よくいう肌感覚で、それだけの会員がいるのか、それがどうして会員の方には分からないのでしょうか。

自分の親戚や知人・友人、同僚、同級生、先輩・後輩に先ず会員がいるのか、どれだけいるのか考えてほしいものですね。

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