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2016年8月16日 (火)

幸福実現党本部への家宅捜査を受けての幸福の科学側の主張をみる その3

(前回につづく)

『ザ・リバティ』の主張によれば(前に転載した幸福の科学出版『ザ・リバティ』HPの記事より転載)、

伝統的に、仏教では「仏法は王法を超える」と言われ、世俗の権力の介入や許されていなかった。仏教僧は、実社会よりも日々厳しい戒律の下で修行し、高い精神性を持っているために尊敬され、国王の警察権力も及ばなかったのだ。

とあるが、

世俗の権力の介入や許されていなかった

というよりは、歴史的には、仏教教団は世俗の権力から離れて出家者は修行をしていたというほうが事実に近いのではないか。

たとえば、日本の鎌倉期でいえば、道元禅師は世俗の権力から離れて山里に修行の場を求めた。また、日蓮聖人は時の政治権力に諫言したために何度も法難を受けた。『ザ・リバティ』の言うように「国王の警察権力も及ばなかったのだ」としたら、日蓮聖人やその門弟たちが幾度も時の政治権力側から法難を受けることもなかったはずだが。

(そのような例だけでなく、世俗権力と近づいた事例はいくつもあるが)。

評価は別にして、幸福実現党は「宗教政党」を名乗り、自ら政治という世俗権力に飛び込んでいったのではないか。それなのに、問題が起きたら、

世俗の権力の介入や許されていなかった

と言うのは、矛盾でしかない。

また、仏教の名を持ち出して、

国王の警察権力も及ばなかったのだ

というならば、その実例を『ザ・リバティ』側に示してもらいたい。

もし、

国王の警察権力も及ばなかったのだ

としても、公職選挙法違反(買収)をしてまで

国王の警察権力も及ばなかったのだ

というわけではないだろう。

たとえば公職選挙法違反(買収)で、

国王の警察権力も及ばなかった

ということがあったか。

幸福の科学側の言い分は、『ザ・リバティ』(幸福の科学出版)によれば、宗教と名乗れば何をしても許されるべきで、警察らが介入するのはおかしいというのである。

(つづく)

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